シワ取りで根強い人気のボトックス!注意点は?

幅広い部位に活用されている

ボトックス注射は筋肉の緊張を和らげる作用があるとして眼瞼痙攣の治療に用いられ始め、脳梗塞後遺症による手足の突っ張りの治療など、幅広い医療分野に使用されてきました。美容分野ではシワ取り注射として有名ですが、日本で認められている効果は眉間や目尻にできる表情ジワに対してだけです。

それでも、おでこや口元などのシワに対しても施術を実施している美容クリニックは多いです。シワだけでなく、歯軋りなどで発達した咬筋へ注射することによって小顔効果が得られたり、脇などに注射することで発汗を抑えたりもできます。

ボトックスの作用機序と注意点

こうした効果が得られるのは、ボトックスにはアセチルコリンの放出を阻害する作用があるからです。アセチルコリンは神経から出る神経伝達物質で、筋肉を動かす指令や発汗させる指令を各所に伝える役割を持ちます。放出を阻害することで、筋肉などの過剰な動きを抑え、シワなどを作らせにくくします。

ただし、注入量が多かったり適切な場所に注射されなかったりすると、無表情になる可能性があるので、注意が必要です。美容医療は自己責任で実施することになるため、医師選びが重要と言えます。

ボトックスを使用する医師は、規定の講習と実技セミナーを受講しているはずですが、それだけでは安心とは言えません。できるだけボトックス注射の症例数が豊富な医師を選ぶといいでしょう。

なお、注射部位によるものの、ボトックスの効果は大体4~6ヶ月です。もし無表情などの失敗が起きても、効き目が切れれば通常は元に戻っていきます。

ボツリヌスと言う毒素から、毒性を取り除いた成分であるボトックスを注射することで、筋肉の緊張によってもたらされる目尻や眉間などの表情じわが目立ちにくくなります。